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台湾の乗客歓迎 JTA国際線チャーター

JTAのチャーター便で台湾から来島したツアー客ら=28日午後、南ぬ島石垣空港国際線ターミナル到着口

JTAのチャーター便で台湾から来島したツアー客ら=28日午後、南ぬ島石垣空港国際線ターミナル到着口

市民らを乗せて台湾に向け出発するジンベエジェット=28日午前、南ぬ島石垣空

石垣からも85人が訪台 国内航空会社で南ぬ島初

 日本トランスオーシャン航空(JTA、野口望社長)は28日、国内の航空会社では初めて「南ぬ島石垣空港」を発着する国際線チャーター便を運航させた。石垣―台湾間でジンベエジェット(165席)を飛ばし、午後に台湾から到着した乗客165人をJTA社員や沖縄観光コンベンションビューロー、石垣市職員が出迎えた。

 沖縄本島では、コロナ明けで台湾からの観光需要が戻っており、JTAは今回のチャーター便を「チャレンジ」と位置付けて運航。那覇では6月に続き10月に2回目の運航を予定している。

 チャーター便は同日午前9時過ぎ、市民ら85人を乗せて石垣から台湾へ出発した。観光文化課とスポーツ交流課などの市職員約10人も搭乗、現地でスポーツや観光のプロモーションを行い、来年2月の千葉ロッテマリーンズと台湾プロ野球チーム「楽天モンキーズ」の交流戦発表にも参加する。

 復路の便で台湾ツアー客、楽天モンキーズのチアリーダーチーム「楽天ガールズ」が到着すると、石垣空港国際線ターミナルの到着口で歓迎式が行われ、JTA社員らが乗客一人ずつに記念品を配布。石垣島の音楽ユニット・ピアチェーレがピアノとフルート演奏で出迎えた。

 来島した陳威廷さん(40)は「ダイビングや西表島のアクティビティーを楽しみにしている。島の時間はゆっくり流れているので、リラックスしたい」とうれしそう。

 JTA販売推進部の古堅清峰チーフマネージャーは「国内需要はコロナ前に戻っている。インバウンドを離島でも取っていけるようJTAとして貢献していきたい」と展望を語った。

 ツアー客らは3泊4日の日程で石垣島をはじめ竹富町の島々で自然や文化を体験し、10月1日に台湾へ戻る。

  • タグ: JTA国際線台湾
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