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県産パイン「旬」宣言 石垣島から高らかに

関係者が一堂に会し、県産パインの旬入りをPRした=1日午前、ファーマーズマーケットやえやまゆらてぃく市場

関係者が一堂に会し、県産パインの旬入りをPRした=1日午前、ファーマーズマーケットやえやまゆらてぃく市場

ポコットとピーチパインの試食会では市民や観光客が夏の味覚を楽しんだ=1日午前、ファーマーズマーケットやえやまゆらてぃく市場

関係者一丸、消費拡大PR

 沖縄県産パインアップルの旬を県内外に広くPRしようと県農林水産物販売促進協議会(会長・前田典男JAおきなわ理事長)は1日、ファーマーズマーケットやえやま「ゆらてぃく市場」で県産パインアップル旬入りセレモニーを開催。県や自治体、JA職員、生産農家らが旬到来を祝った。県の前門尚美農林水産部長は「新鮮でおいしい県産パインアップルが全国の消費者へ届くことを祈念する」と宣言文を読み上げた。パイン生産部会の盛山信範会長は「パインの本格的なシーズンを迎えた。全国の消費者に味わってほしい」消費拡大に期待を込めた。

 県内では、県パイン・果樹生産振興対策協議会が毎年8月1日を「パインの日」と定めていたが、県内で栽培されている7品種のうち、ポコット(ボゴール)やピーチパイン(ソフトタッチ)は3月下旬から出荷が始まることから、5月1日を県産パインの旬入りとして県内外の市場や量販店、消費者に対して旬の認知度を向上させるとともに消費と需要拡大に努めていく。

 八重山では4月から出荷が始まり、ジュワリー(ハワイ種)、ゴールドバレル、ジュリオスターなどが旬を迎える。JAおきなわでは今年、県全体で1250㌧の出荷を予定している。

 会場では、ポコットとピーチパインの試食会が行われ400パックがパインの品種や食べ方などが記されたパンフレットとともに市民や観光客に配られた。

 兵庫県から訪れた廣田貢三・よし子さん夫妻は「酸味と甘みの調和がよくおいしかった。土産に5~6個買って帰りたい」、家族5人で神奈川県からやって来た中谷穣太郎さん(8)は「ピーチパインがやわらかくておいしかった」と笑顔を見せた。

  • タグ: パインアップル
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