「ホワイトココ」PR 県農林水産部園芸振興課
新品種パインの味わい伝える
パインアップルの新品種「ホワイトココ」の販売促進を図ろうと沖縄県農林水産部園芸振興課は26日午前、JAファーマーズマーケットやえやまゆらてぃく市場でPRイベントを開催した。関係者らがパインの試食やアンケートなどを実施し、来場者に味わいや特長などを紹介した。
県が育成・商標登録したホワイトココ(沖農P19)は白い果肉とココナツのような香りが特長。沖縄ブランドのパイン「ゆがふ」と「ソフトタッチ」をかけ合わせて誕生し、昨年12月に品種登録された。
県によると現在、八重山と東村のみで栽培しており、4500玉ほどしか流通していないという。
イベントではホワイトココと2017年に品種登録された「サンドルチェ」(沖農P17)の試食とアンケートが実施された。訪れた地元客や観光客らは2品種を食べ比べながら、味や適正な価格帯などを評価した。
ホワイトココを試食した女性は「甘くておいしい。ナタデココを食べているよう。パインをイメージして食べると印象が変わる」と話した。
同課の渡久山みき主任技師は「皆さんおいしいと言っていただくなど反応は良かった。このイベントを通して県産パインの味、良さを理解してファンになっていただきたい」と語った。
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