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新規高卒の求人受付開始 ハローワーク八重山

就職内定者数と就職内定率の推移

就職内定者数と就職内定率の推移

管内企業に「早期提出」呼びかけ

 八重山公共職業安定所(ハローワーク八重山、内野和久所長)は1日から新規高卒求人の受け付けを行っている。「人材確保の観点と高校生がさまざまな選択肢のもと応募先を選択できるよう早期の求人提出をお願いしたい」と管内企業に呼びかけている。

 高校生の採用選考は今後、7月1日から企業から学校への求人提出・学校での公開、8月30日から学校から企業への推薦開始、9月16日から企業での選考・内定開始―の流れとなる。就職を希望する高卒予定者は夏休み期間中に保護者や教員らとともに応募先を検討する。

 安定所によると、1日の高卒求人受付開始後、石垣市内の丸尾建設㈱が求人票の提出があった。求人数は3人で職種は土木建築作業員・作業船乗組員見習い。同社は「コロナが落ち着き現場が増えている。世代交代の時期で若者の採用が必要」などと募集理由を挙げた。

 同社は「若い世代を育てるには時間がかかる」として業務に関する資格免許の取得費用を全額負担するなど採用して育てる取り組みを展開。21年に採用した人材について「3年目に入り、各現場を回って実力をつけて頑張っている」と評価している。

 安定所は、管内企業に対し「高校生に地元企業の魅力を発信すること、早期離職防止の観点から働き方改革の推進による働きやすい職場環境づくりも同時に進めていくことをお願いしたい」と要望している。

 安定所がまとめたことし3月新規高校卒業者の就職状況によると、求人113人に対し就職希望者は62人で26人が県内、36人が県外の事業所に就職した。5年連続で就職率100%となっている。

  • タグ: 新規高卒求人
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