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舞台に若者ら活気 青年文化発表会

「鷲ぬ鳥節」を披露するいしゃなぎら青年会の皆さん=9日夕、石垣市民会館大ホール

「鷲ぬ鳥節」を披露するいしゃなぎら青年会の皆さん=9日夕、石垣市民会館大ホール

7団体出演、多彩な演目披露

 「第35回青年文化発表会~雌伏雄飛~」(石垣市青年団協議会、青年文化発表会実行委員会主催)が9日夜、石垣市民会館大ホールで開かれ、7団体が多彩な演目を披露した。会場には子どもからお年寄りまで多くの郡民が訪れ、活気あふれる若者たちによる地域の伝統芸能を楽しんだ。

 郡内で活躍する青年が一堂に集い、日ごろの地域活動や文化活動を発表して交流しながら社会に対して地域の青年活動をアピールすることなどが目的。

 発表会は平得青年会の「獅子舞」で幕開け。いしゃなぎら青年会が「鷲ぬ鳥節」を優雅に舞い、白保青年会は「ゆらてぃく」で男女が村の暮らしを踊りで表現した。

 休憩後の第二部は宮良青年会による赤馬節」の優雅な舞いで始まり、登野城青年会が「チュイチュイ」を発表。小浜青年会が友情出演の竹富町青年団協議会とともに「旧盆の仲道ジルク」を披露し、小浜島の雰囲気を会場に醸し出した。

 最後は大浜青年会による獅子舞が演じられた。笛やイリク太鼓、棒が演じられた後に2頭の獅子が登場。獅子が舞台を飛び出して観客席に下りると、会場が沸いた。頭をかまれた子供たちのなかには泣きだす子も。

 石垣市青年団協議会の登野城吉宗会長は「新型コロナによる制限がなくなったことにより各地域の行事も盛大に開催され、島に活気が戻ってきているように感じる。今回のテーマの雌伏雄飛の言葉通り、今回の発表会を機に大きく羽ばたいてほしい」とあいさつした。

 石垣市教育委員会の﨑山晃教育長と沖縄県青年団協議会の普天間真也会長も祝辞を述べた。

 今回出場した青年会のうち、大浜青年会と登野城青年会は今月24日に沖縄本島で行われるエイサー祭りにも出演予定となっている。

  • タグ: 青年文化発表会
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