多彩な芸能で観客魅了 9団体出演
市青年団協の文化発表会
「縁ぬ世や結ば」をテーマにした石垣市青年団協議会(大濵俊晴会長)の第30回記念青年文化発表会が8日夕、石垣市民会館大ホールであり、友情出演も含めた9団体の出演者約200人が伝統芸能や舞踊、狂言など多彩な演目を披露して観衆を魅了した。
発表会は前身の青年芸能祭、青年文化フェスティバルの後、1987年から市民会館に会場を移して開かれて以来、30回目。
発表会は2部構成で行われ、1部は同協議会役員と各青年会長による「鷲ぬ鳥節」で幕開け。大浜青年会の「魚釣さー」、宮良青年会の創作舞踊、いしゃなぎら青年会の奉納太鼓などが続いた。
2部は同協議会の歴代会長による満月太鼓ばやしでオープニング。平得青年会の棒術、双葉青年会のエイサーなどが舞台を飾った。
友情出演の南城市玉城前川青年会は同市指定無形民俗文化財の「アヤグ」を披露。独特な動きが来場者の関心を引いた。
登野城青年会の狂言と白保青年会の稲の一生には水牛が登場し、コミカルな動きに会場は笑いに包まれた。
最後はことし8月21日に北谷町で開かれた第51回沖縄青年ふるさとエイサー祭りで披露した演目「縁ぬ世や結ば」を青年たちがダイナミックに繰り広げ、モーヤーでフィナーレを飾った。
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