琉球弧の若者が一堂に 青年文化発表会に11団体
- 2015年12月06日
- 地域・教育
「琉球弧の青年芸能祭」をテーマにした石垣市青年団協議会(宮城光平会長)の第29回青年文化発表会が5日夜、市民会館大ホールで開かれ、市内の7団体と奄美、沖縄市、宮古、西表の4団体が一堂に会し、伝統舞踊や郷土芸能、創作エイサーなどを披露した。琉球弧の青年たちが繰り広げる活気あふれるステージに、会場からは大きな拍手が起こった。(3面に写真特集)
11月に奄美大島で開催された「仮面の世界in奄美」に平得青年会が八重山代表として出演したことをきっかけに、奄美群島青年団連絡協議会と交流が深まり、今回の青年文化発表会に招いた。沖縄市胡屋青年会と宮古島市青年団協議会、竹富町西表青年会も参加した。
発表会は2部構成で行われ、第1部は平得青年会の「鶴亀節・矼ゆば節」で幕開け。西表青年会の「ウヨンダ」、大浜青年会の「まるま盆山・殿様節」と続き、双葉青年会の「創作エイサー」では、ダイナミックな演舞で観客を楽しませた。
奄美群島青年団連絡協議会は伝統の「八月踊り」で第2部の幕開けを飾り、琉球音階とは異なる三線やチジン(島太鼓)に合わせた踊りで会場を沸かせた。胡屋青年会の「胡屋エイサー」と宮古島市青年団協議会の「三線弾き語り」もあった。
第2部の最後は、大浜青年会の「新川大漁節」でにぎやかにフィナーレを締めくくった。
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