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磨いてきた芸能披露

「こーねま節・月ぬかいしゃー節」をしっとりと披露する子どもたち=28日午後、市民会館中ホール

「こーねま節・月ぬかいしゃー節」をしっとりと披露する子どもたち=28日午後、市民会館中ホール

「川良山節・安里屋節」を踊る子どもたち=28日午後、市民会館中ホール

こどもの日特別公演 小中学生90人が出演

 郷土芸能の夕べ運営委員会主催の「こどもの日特別公演」が28日午後、市民会館中ホールで行われ、地謡を含め舞踊・三線・太鼓に励む小学校1年生から中学校3年生までの子どもたち約90人が練習の成果を発表した。満杯の会場から大きな拍手が送られた。

 子どもたちに発表の場を設けることで八重山芸能の裾野を広げ、後継者育成につなげることなどを目的に開催されており、今回は7研究所と大浜・石垣第二・石垣の3中学校郷土芸能部が出演した。

 第1部は星流星風会赤嶺晴美・西玉得りみ舞踊研究所の「繁盛節・白保節」で幕開け。光扇会黒石髙子八重山舞踊研究所、八重山古典音楽安室流協和会河上美奈子研究所、光扇会田場絹枝舞踊道場、勤王流八重山伝統舞踊保存会無錆之会川井民枝・宮良訓子舞踊道場の子どもたちが続いた。

 第2部では華千の会與那國久枝こっこーまやいまっ子おどり教室、真地米子太鼓研究所、3中学校郷土芸能部が舞台に立った。

 進行も子どもたちが行い、石垣第二中3年の大濵凛音さんと國仲祐希さんが司会を務め、「子どもたちは練習に励んでこの日を待っていました」などと盛り上げに一役買った。

 出演者のうち、「こーねま節」を独唱した河上美奈子研究所の小池美寿々さん(石垣第二中3年)は「緊張したけど、うまく歌えた。中学3年最後の公演に出演できてうれしく、楽しかった」と感想を述べた。

  • タグ: こどもの日郷土芸能
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