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特産品が一堂に 八重山の産業まつり

多くの人でにぎわった八重山の産業まつり=9日午後、石垣市中央運動公園屋内練習場

多くの人でにぎわった八重山の産業まつり=9日午後、石垣市中央運動公園屋内練習場

多くの買い物客でにぎわう

 八重山の特産品が一堂に集う「八重山の産業まつり」(八重山地区商工会広域連携協議会主催)が8、9の2日間、石垣市中央運動公園屋内練習場で開催された。祭りは「八重山の魅力再発見!」をスローガンに掲げ、八重山3市町で生産された商品が勢ぞろい。会場での販売や展示を通じて特産品を内外にアピールした。今回は物販32、飲食4のブースのほかキッチンカー3台も参加するなど過去最多の出店数となったほか、福島物産展のコーナーも設けられた。(3面に写真特集)

 初日の8日は午前10時から関係者によるテープカットが行われ、祭りがスタート。同協議会の大濵達也会長は、開会式で「スポーツフェスティバルと合同開催することにより、例年以上の来場者が期待される。自社商品のPRと販売に努めてほしい」と地域産業の活性化に期待した。

 玉城デニー知事のあいさつは、八重山事務所の長濱広明所長が代読。「県としても県産品の優先使用を推進し、需要拡大や販路拡大に向け取り組んでいく。地元事業者には、引き続き特色ある地域資源を活用した特産品開発など地域産業の活性化に向け取り組んでほしい」と呼びかけた。

 両日ともオープンと同時に親子連れや観光客などが会場を訪れ、お気に入りの商品を品定めしながら購入していった。会場中央には飲食コーナーが設けられ、サイコロステーキや濃厚なパインスムージーなどに舌鼓を打った。

 家族6人で訪れた美佐志美乃里さん(30)は、おやつのかりんとうと自宅で育てるローズマリーを購入。「去年よりお店が増えていて驚いた。畳の素材でできた小物やTシャツもかわいかった。体に優しそうなものが多くてうれしい」と笑顔を見せた。

  • タグ: 八重山産業まつり
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