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止まらない国ニッポン。限りないムダを指摘…

 止まらない国ニッポン。限りないムダを指摘されながら数多くの公共事業が進められてきた国。テレビではムダとは言わないまでも大阪万博の事業費が当初見積もりの1・8倍、2300億円に膨れあがると伝えている。建設資材の単価高騰、作業員の人手不足に人件費▼記憶に新しいところで、このような事例はいくらでもある。東京オリンピックもそうじゃなかったか▼いよいよ始まったインボイス制度。手続きが煩雑で、事業者はもとより国民の理解が得られたとは言い難いが、時すでに遅し。国の思惑通りに進められた。マイナンバーしかり。そして物流2024年問題。運転手など人手不足になるのにつき進む「働き方改革」。いつまで繰り返す「止まらない」▼「辺野古が唯一」を繰り返し、司法の追随を当然のこととして「法治国家」を押し付けた国。「代執行」の手続きに入った。沖縄県民は何度嫌だと叫べばいいか▼米政権内部でも「嘉手納は脆弱(ぜいじゃく)」と言われるなかで、辺野古で軟弱地盤ゆえに終わりの見えない工事が延々と続くのか。「台湾有事」にあたって工事中の辺野古などなんの意味があるだろう▼与那国の新港整備に続き、今度は波照間空港を拡張整備し自衛隊が拠点として使うという。われらが島々では軍事拠点化が止まらない。(慶田盛伸)

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