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新1年生にランドセル 市ひとり親家庭福祉会

協力事業者からランドセルの贈呈を受けた子どもたち=7日午前、結い心センター

協力事業者からランドセルの贈呈を受けた子どもたち=7日午前、結い心センター

3団体が子どもたち6人へ

 一般社団法人石垣市ひとり親家庭福祉会(浦﨑美紀子会長)の会員世帯のうち4月に小学校新1年生になる子どもたち6人に7日、同会の活動を支援する事業所などからピカピカのランドセルが贈られた。子どもたちは好みの色のランドセルを背に「入学が楽しみ」などと希望に胸を膨らませた。

 贈呈したのは㈱ダイケン八重山支店(石川尚吾支店長)、医療法人上善会かりゆし病院(境田康二理事長)、八重山ローカルSDGs推進協議会(吉田宇良実行委員長)。八重山支店とかりゆし病院は自動販売機の売り上げの一部を、協議会は寄付金をそれぞれ充てた。

 贈呈式が同日午前、結い心センターで行われた。浦﨑会長は「毎年、好意をいただいている」と感謝、「夢と希望がいっぱい詰まったランドセルがプレゼントされた。保護者もワクワクドキドキする春になると思うが、将来石垣市になくてはならない人材を育て上げてほしい」と激励した。

 この後、石川支店長、上善会の石垣寿樹事務長、協議会の藤本雄一委員からピンク、水、紺、黒など子どもたちが希望した色のランドセルを贈呈した。

 石川支店長は激励のあいさつを行い、学校生活を楽しくする秘訣として「自分で何でもできるようになること。ひとりでは何にもできないことを知ること。学校の準備や朝起きることなど何でもできようになってほしい。家族以外にも皆さんを大切に思い、助けてくれる人がたくさんいることを知ってほしい」とアドバイス、「ランドセルに夢と希望をたくさん詰めて楽しい学校生活を」とエールを送った。

 子どもたちのうち真喜良小に入学する新城結南さんは「給食と体育館で運動をするのが楽しみ。勉強もしたい」と笑顔をみせ、母親の佑季さん(28)は「不安でいっぱいだが、人に気遣いのできる優しい子どもに育ってほしい」と願った。

  • タグ: ひとり親家庭福祉会ランドセル
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