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中野が6位入賞 西日本OPセーリング

第46回西日本オプティミスト級セーリング選手権大会で6位入賞を果たした中野瑠一(石垣ジュニアヨットクラブ提供)

第46回西日本オプティミスト級セーリング選手権大会で6位入賞を果たした中野瑠一(石垣ジュニアヨットクラブ提供)

第46回西日本オプティミスト級セーリング選手権大会の参加艇(石垣ジュニアヨットクラブ提供)

石垣ジュニアヨットクラブ 八重山初、全日本に弾み

 第46回西日本オプティミスト級セーリング選手権大会(日本オプティミストディンギー協会など主催)がこのほど福岡市ヨットハーバーで行われ、沖縄県代表として石垣ジュニアヨットクラブから中野瑠一(大浜中3年)、松村日向(川平中3年)、仲山結夏(平真小6年)が出場し、中野が八重山初の6位入賞を果たした。

 西日本選手権は東日本選手権とともに国内を二つに分けたビッグ大会。67艇が参加した。全7レースの総合点を競った。当日は風速2~5㍍の軽風で、地域特有の頻繁な風向の変化もあったため高度な技術を要する戦いとなった。

 中野は7レース中2レースでスタートを失敗して良い風をつかめない状況だったが、冷静な帆走で持ち直した。2レース目で2位に入るなど4レースで10位以内をキープした。総得点で6位に入った。11月16~19日に高松市ヨット競技場で行われる第55回全日本OP級セーリング選手権にも出場する。

 仲山は2度目の出場で前回の66位から35位に順位を挙げた。初出場の松村は46位だった。

 同クラブの前田博代表は中野に「スタートを失敗しても持ち直したのは全日本で上位を狙える実力がついた証。全日本に向け、課題であるスタート練習を中心に行い、技術向上を目指す」と期待。「仲山選手は順調に成長しており、今後が楽しみ。松村選手は初の大きな大会にも物おじせずレースに臨んで友だちをつくる様に今後の成長が見える」とたたえた。

 中野は「西日本大会は石垣より風がなかった。軽風が苦手なので風が吹けばいいなと思っていたが、全体的には軽風なレースとなった。7レース中2レースでスタートを失敗したことが反省。全日本では国内での最後の大会なので、ヨットを通してできた友だちと全力を出して戦いたい」と話している。

  • タグ: セーリング大会
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