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上地さん、意見発表で最優秀 県学校農業クラブ連盟大会

県学校農業クラブ連盟大会で優秀な結果を残し、横断幕で迎えられた生徒ら=1日午後、南ぬ島石垣空港

県学校農業クラブ連盟大会で優秀な結果を残し、横断幕で迎えられた生徒ら=1日午後、南ぬ島石垣空港

新城・生盛、崎原・宮城さん優秀賞 大会スローガンに松川さん作品

 沖縄県学校農業クラブ連盟結成70周年記念第71回沖縄県学校農業クラブ連盟大会(主催・同連盟、県高等学校文化連盟)で八重山農林高校(中村幸弘校長)の上地翔愛さん(18)が意見発表会の部の最優秀賞に輝いた。プロジェクト発表会の部では、新城優香さんと生盛菜々子さんのグループが開発・保全・創造分野、崎原航さんと宮城柚梨音さんのグループがヒューマンサービス分野でそれぞれ優秀賞を受賞した。同大会のスローガンは松川光志郎さんの作品が選ばれた。上地さんは8月に長崎で行われる九州学校農業クラブ連盟発表大会に県代表として派遣される。

 県大会は6月30日、名護市民会館で行われ、意見発表に16人、プロジェクト発表に14チームが参加した。

 宮古島出身の上地さん(フードプロデュース科3年)は「活気溢れる畜産業を目指して~故郷宮古島のために私ができること~」の演題で発表。飼料高騰や農家の減少などの現状報告や課題解決や産業活性化のための自分なりの考えを述べた。

 新城さん(アグリフード科3年)と生盛さん(同2年)は「石垣島特産品開発を目指して~Euglenaの普及活動~」のテーマでユーグレナ社と共同で商品を開発。市内で販売するなどしてユーグレナのPRを行った。

 崎原さん(ライフスキル科3年)と宮城さん(同)は「みんなを守るよ! スーパーガヤくん~持続可能な蚊よけ生物資源を未来に繋ぐ!~」のテーマで抽出した精油で虫よけグッズを作るなどコウスイガヤの普及活動を実施した。

 大会を終えて1日、空港で家族や学校関係者に出迎えられた上地さんは「昨年の悔しさを晴らすことができた。日ごろから支えてくれた周りの人に感謝して、農業大国の九州でも結果を残したい」と意気込みを語った。

 新城さんは「ぎりぎりまでスライドと原稿を合わせる作業を行った。うれしいが、少し悔しい気持ちもある」、宮城さんは「最優秀を狙っていたので悔しいが、卒業までの残り期間もコウスイガヤの普及に取り組んでいきたい」と話した。

  • タグ: 農業大会
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