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登小器楽クラブ金賞

県大会で金賞を受賞した登野城小学校器楽クラブの皆さん=7月30日、沖縄コンベンションセンター劇場(提供)

県大会で金賞を受賞した登野城小学校器楽クラブの皆さん=7月30日、沖縄コンベンションセンター劇場(提供)

県吹奏楽コン、2年ぶり出場

 第63回沖縄県吹奏楽コンクール(県吹奏楽連盟など主催)の小学生Aパートの部が7月30日、沖縄コンベンションセンター劇場で開かれた。県内9校が出場した結果、石垣市から出場した登野城小学校器楽クラブ(仲本つき部長・部員17人)が金賞に輝いた。昨年は新入部員の育成に専念していたため、2年ぶりの出場。

 登野城小は「はずむ心のマーチ」と「ロックン・ソーラン」の2曲を演奏。子どもたちが演奏したい曲を選び、今年5月から約3カ月間かけて練習に励んだ。

 編成は、トランペット、アルトホルン、パーカッション、チューバ、トロンボーン、ユーフォニウムの6パート。「はずむ―」はスタンダードな行進曲で、なるべく軽やかに弾むような明るいサウンドを目指し、「ロックン―」は、勢いよくメリハリの利いた音になるように意識して練習したという。

 仲本部長(11、6年)は「金賞を取れてうれしいけれど、もう少しで九州だったので行けなかったのは悔しい思いもある。今後は、小規模コンサートなどに向けてもっと練習していきたい」と感想を述べた。

 顧問の宮良至教諭は「今年は技術よりも楽しく演奏することを第一に取り組んでいる。本番ではいい緊張感を持って、楽しんでベストに近い演奏ができていた。今後も、地域行事などへ積極的に参加していきたい」と話した。

 同クラブは、小学3年生から6年生が活動。登野城小に限らず、他校からの部員も募集しており、現在、大浜小から1人入部している。同クラブでは、地域からの演奏依頼も受け付けている。

  • タグ: 吹奏楽コンクール金賞
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