八重山毎日新聞社

　第2回石垣島まつり実行委員会が24日、市役所で開かれ、第59回石垣島まつりを3年ぶりの有客開催となった昨年に続き11月4、5の2日間、新栄公園と石垣市民会館を主会場に開催することを確認した。スポーツや学業で優秀な成績を収めた児童生徒をたたえる「石垣島にぬふぁぶし賞」の創設も承認された。実行委員長の中山義隆市長は、冒頭のあいさつで「昨年より出店や舞台などグレードアップしている。姉妹・友好都市のみなさんも訪れるので盛り上げていきたい」と呼びかけた。ステージパフォーマンスと郷土芸能の夕べ特別公演は4年ぶりに実施され、2日間で21団体が出場。2日間で約1万6千人の入場者を見込む。

　石垣島まつりは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でオンライン開催など規模を大幅に縮小して実施してきたが、今年は昨年に続き、有客での開催を計画。5日午前11時からの市民大パレードには、前回より10団体以上多い40団体余りから1800人以上が参加。会場の新栄公園には、飲食関係25店、姉妹都市の物産展9ブースなどが設けられる。市民会館では、盆栽展示会やベンチプレス大会、犬猫譲渡会なども行われる。

　初日は正午から新栄公園でオープニングセレモニーを行い、市商工会長による開会宣言やスポーツや芸術、学術で優秀な児童生徒などをたたえる石垣島にぬふぁぶし賞表彰式、八重山民俗舞踊保存会による「100人鷲ぬ鳥節」の披露などが行われる。

　両日とも午後1時から同公園の特設舞台でステージパフォーマンスがスタート。

　4日午後7時5分からは、郷土芸能の夕べ石垣島まつり特別公演、5日午後4時20分からは姉妹都市や友好都市の関係者らのＰＲイベント、同日午後5時5分からは日出克やノーズウォーターズ、ＲＹＯＩＥなどが出演のＳｕｎｄａｙ　Ｎｉｇｈｔ　Ｍｕｓｉｃ　Ｌｉｖｅが会場を盛り上げ、午後8時45分にはフィナーレを飾る花火100発が打ち上げられる。

　祭りに伴い、新栄公園周辺や市役所通りなどで交通規制が実施される。

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