趣向凝らしパフォーマンス 石垣島まつりハイライト
42団体総勢2000人余りが参加した市民大パレード。雨の降る中、沿道には多くの市民が詰め掛け祭りを盛り上げた=3日午後、市役所通り

市民のメッセージが込められたプライベート花火や尺玉、7号玉など合わせて155発の花火が夜空を彩った=3日夜、新栄公園
第55回石垣島まつり(同実行委員会主催)は最終日の3日、ハイライトの市民大パレードを市役所通りで行い、42団体総勢2000人余りが新川小学校前からホテルククル前までを練り歩いた。趣向を凝らしたパフォーマンスを繰り広げ、時折雨が降る中、沿道の住民や観光客らを楽しませた。新栄公園では、ステージライブのフィナーレを飾った比嘉栄昇マルシャオーケストラの登場で会場の熱気は最高潮に達し、最後は打ち上げ花火が秋空を染め、祭りを締めくくった。
パレードは午前11時、親善都市締結50周年を迎えた岡崎市のグレート家康公「酒井忠次」の掛け声を合図にスタートし、午後2時半ごろまで行われた。ボーイスカウト石垣第一団と海洋少年団を先頭に、市商工会青年部の迫力ある太鼓や登野城小学校の鼓笛隊が先導して一大絵巻の始まりを告げた。
実行委員会役員、姉妹都市などの関係者に地元の各団体が続き、それぞれの活動をPRした。
八重山建設産業団体連合会と県建設業協会八重山支部は大小さまざまなパワーショベルを走行させながら軽快な曲に合わせて息の合ったダンスを披露。子どもたちの目を引きつけた。
八重山空手道連盟は、各道場が形を演じ、子どもたちが「エイ!」と気合を入れながら日頃の稽古の成果を発揮した。
各地域、団体の旗頭も勢ぞろいし、一大パレードを彩った。
地元のダンサーと共にサンバを踊った宮城姉妹カリプソサンバチームやHanapepoeのダンス、琉球國祭り太鼓の力強い創作エイサーが盛り上がり通りを華やがせた。
新栄公園では盛岡市の「さんさ好み」や岩手県立北上湘南高校の鬼剣舞部、岡崎五万石保存会、グレート家康公「葵」武将隊が舞台に登場し観客を楽しませたほか、HoRooKiesやPANA、やなわらばーなどが次々に歌い、会場は大歓声に包まれた。
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