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部活動派遣費補助を増額 石垣市が新事業、予算2.7倍に

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指導者環境充実も図る

 石垣市は、今年度から児童生徒派遣費補助の増額を新たな事業でスタートさせる。予算規模はこれまでの約2・7倍。石垣島外へ1回当たりの派遣時に航空運賃が石垣―那覇間で現行8千円の上限額を1万1千円(3千円増)、石垣―宮古間の現行5千円を6千円(1千円増)にそれぞれ引き上げ、県内大会で新たに宿泊費補助として1泊4千円を上限に2泊分まで助成する。島外指導者を招いて子どもたちの練習・実技指導、島内指導者の講習も展開する。

 市は2012~23年度まで、保護者負担軽減を目的に県内外の大会などに参加する児童生徒の派遣費を支援するため、一括交付金や市単費などを使って助成してきた。

 今年度は内閣府の沖縄離島活性化推進事業費補助金に1日付で採択されたのを受け石垣市部活動等指導環境充実化構築事業を新設、助成費の拡充を行う。事業は26年度まで3年間。今年度当初の事業費は総額1億1744万円。国が8割に当たる9137万円を補助し、残りは市が一般財源やふるさと納税を充てる。

 助成金の対象は▽島外で開催される運動競技・文化的活動の大会やコンクール(コンテスト)▽大会前に現地で複数校が合同で行う練習・強化試合―に出場・参加する市内の小中学校・県立学校と児童生徒を対象に運動や文化活動を行う団体。

 県外派遣では航空運賃実費額の半額補助、宿泊費1泊当たり6千円の2泊分までの補助を新設した。

 同事業ではさらに部活動などの指導者の指導力強化と子どもたちの競技力向上を目的に島外から専門指導者を招いたりリモートによる助言・指導を受けたりする環境整備も行う。市教育委員会は2カ月に1回程度の指導機会を設け、競技団体ごとに実施することを想定している。指導者の選定も現場の提案を受けて行う。指導者には同事業で旅費や報償費を支払う。

 市教委は、島外指導者の助言・指導を生かした練習で技術面や心身の習熟度を高めることを期待、将来的には部活動の地域移行改革を後押ししたい考え。今年度は4競技の島外指導者を招く予定。競技はこれから決めていく。

 今後、要綱を策定して申請事務などの準備を進め、事業の詳細や申請手続きを改めて周知する。

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