八重山毎日新聞社

　2024年新春凧あげ大会（石垣市教育委員会主催、八重山凧愛好会共催）が14日、南ぬ浜町クルーズバース北側で行われた。親子連れら450人が訪れ、夢や希望を託して大空にたこを揚げた。51人が自慢のたこを持参し、競技に参加した。

　伝統的なたこの継承と発展、新春に大空に舞うたこに夢を託して家族で楽しく過ごすことを目的に行われており、この日は晴天に恵まれ、午前11時40分ごろに最大瞬間風速7・9㍍の南東の風が吹く絶好のたこ揚げ日和となった。

　午前9時の開会式で﨑山晃教育長は「新しい幕開けに希望と夢を乗せてたこを揚げてほしい」と激励。各部門の競技参加者は出来栄え審査を受け、たこを80㍍揚げて角度を競った。

　大きなシャクシメーを使って空から菓子をプレゼントする恒例のアトラクションに子どもたちが大喜びだった。

　表彰式での審査講評で愛好会の仲間清隆会長は「年々たこ作りの技術も向上している。今年の傾向としては、これまではシャクシメーでの参加者が1、2人だったが、今回は8組が参加した」と喜んだ。

　【ピキダー】▽最優秀＝宮良芽衣▽優秀＝半嶺希歩▽優良＝金城侑希

　【八角】▽最優秀＝有田悠人▽優秀＝花城瑠▽優良＝比嘉唯翔

　【アヨー】▽最優秀＝菜原凛

　【シャクシメー】▽最優秀＝瀧サワディ

　【自由凧】▽最優秀＝細工楓希▽優秀＝上原琉祐斗▽優良＝比嘉門李朱

　【ファミリー（教育長賞）】みよし保育園

　【八重山凧愛好会賞】多田浜会

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