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島の空に個性豊かな凧 参加者ら新年の願い込め

シーサーを描いた大型凧を揚げる多田浜会の会員ら=9日午前、先島ガス私有地

シーサーを描いた大型凧を揚げる多田浜会の会員ら=9日午前、先島ガス私有地

新春凧あげ大会

 石垣市教育委員会主催の2022年度新春凧あげ大会が9日、新港地区埠頭用地先の先島ガス私有地で開かれ、家族連れや愛好家など約350人が参加した。審査には59組がエントリーし、ピキダー、八角、アヨーなどの伝統凧や新年の願いなどを込めた個性豊かな自由凧を石垣島の空に揚げ、穏やかなひと時を過ごした。

 午前9時半から凧あげ大会がスタートし、親子や友人グループ、愛好家らが自慢のたこを次々と大空へ揚げた。風の様子を伺いながら息を合わせてたこを揚げ、うまくいくと「わー」っと歓声が沸いた。

 4年連続で参加している多田浜会の会員らは、約2㍍ほどの大型だこに迫力あるシーサーの絵柄を描き、孫の手形や足形をあしらったカラフルなカーブヤーを約1カ月ほどかけて準備。転倒して竹が折れるアクシデントもあったが、修理後は堂々と空を舞った。

 今回初めて自分でたこを作ったという知念成海ちゃん(6)は母の涼子さんや友人と共に参加。「ご当地ヒーローのマブヤーに出てくる、うちなーんちゅが大切にしているマブイストーンを描いた」と説明し、器用にたこを操った。

 孫、娘と3世代で参加した西玉得敦さんは「孫の好きなアンパンマンを描いて、コロナに負けないぞとの願いも込めた」と話した。このほか、「マスク着用にご協力ください」と書かれた石垣市ののぼり旗も揚げられ、昨年に引き続き新型コロナウイルスの収束を願うたこも多く見られた。

 開会式で、八重山凧愛好会の仲間清隆会長は「今年も大小さまざまな良いたこが出そろった。伝統凧がそれぞれの集落でたくさん揚がることを夢見ている」とあいさつした。

 審査時間を利用し、たこを使って空からお菓子を配布するイベントが行われたほか、たこを持っていない子どもへは同会手作りのたこのプレゼントもあった。

 この日の石垣島地方はくもりで、午前9時半ごろは東北東の風、風速5・2㍍と天候にも恵まれた。

 審査結果は次の通り

 【ピキダー】▽最優秀賞=宮里安太郎▽優秀賞=塩見りお▽優良賞=西玉得玲王

 【八角】▽最優秀賞=藤川恭子▽優秀賞=金城愛羅▽優良賞=小林莉奈

 【アヨー】▽最優秀賞=山城葵咲陽▽優秀賞=長間結紗▽優良賞=崎田陽翔

 【シャクシメー】▽最優秀賞=向川吏伯

 【自由風の部】▽最優秀賞=花城瑠▽優秀賞=上原華▽優良賞=村山誠

 【奨励】▽教育長賞=仲大嶺生咲

 【ファミリー】▽教育長賞=竹野慎平

 【八重山凧愛好会賞】▽多田浜会

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