八重山毎日新聞社

年賀状受け付け開始に備え、雑巾片手にポストを磨き上げる竹の子の森保育園の園児ら＝15日午前、大浜郵便局

　年賀状の受け付けが始まった15日、竹の子の森保育園（小底正之園長）の園児16人が大浜郵便局（黒島聡局長）を訪れ、郵便ポストを掃除した。地域の郵便ポストを掃除することで郵便局に日ごろの感謝を伝えることなどを目的に毎年行っている。

　清掃活動には、5歳児クラスの子どもたちが参加。雑巾を片手に自分の背丈より高いポストを磨き上げた。来年の干支をかたどった折り紙が貼られた手作りの絵馬も贈った。

　清掃を終えた園児たちは「先生に『年賀状は大切な人に送る新年のあいさつ』と教えてもらった。字が書けるようになったので、大切な人に送りたい」と話し、イラストやメッセージなどを記入した年賀状をきれいになったポストに投函した。

　黒島局長は「今日から年賀状の受け付けが始まりました。25日までに投函すると元旦に届きます。みなさんが書いた年賀はがきを大切に届けたい」とあいさつした。

　子どもたちは、十二支の歌を歌って日ごろの郵便業務への感謝を伝えた。