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健康長寿祝う 各地で敬老会など催し

くす玉を割る新百歳と97歳のお年寄りら=16日午前、特別養護老人ホームなごみの里

くす玉を割る新百歳と97歳のお年寄りら=16日午前、特別養護老人ホームなごみの里

新百歳とカジマヤーに記念品 特別養護老人ホームなごみの里

 シルバーウイーク初日の16日、家族や地域、老人ホームなどでは「敬老の日」(18日)を前にお年寄りを敬う催しが始まった。戦中戦後の苦難を乗り越え、家族のため地域のため八重山のために尽力した人たちに感謝する。16日は、特別養護老人ホームなごみの里と石垣在小浜郷友会が祝賀会を行った。

 特別養護老人ホームなごみの里(渡久山陽一施設長、入居者45人)では敬老会と合同生年祝い。新百歳の東與那覇ヒテさん、97歳カジマヤーの國仲ヨシ子さんと福里ヨシさん、波照間シゲさん、新城永起さんが紹介され、東與那覇さんには総理大臣と県知事、石垣市長から頌状と記念品が贈られた。なごみの里家族会の山田充会長からは新百歳とカジマヤーの全員に記念品がプレゼントされた。

 渡久山施設長は「長年にわたり、社会のために尽力して来られた皆さまが豊かな生活ができる日本を作り上げたことに心から感謝したい」と述べ、中山義隆市長も「皆さまは苦難を乗り越え、厳しい時代を力強う生き、家族や社会のために頑張ってこられた。ふるさと石垣市の素晴らしく繁栄したいのも、皆さまが育んだたまもの」と感謝した。

 この後、新百歳と97歳の入居者が家族に手伝ってもらいながら生年者でくす玉を割ると、中から紙吹雪に混じって名前入りの垂れ幕が表れ、大きな拍手が沸き起こった。舞台ではそれぞれの家族が舞踊など余興を繰り広げ、敬老会に花を添えた。

  • タグ: 敬老の日お祝い
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