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豊年祭シーズン到来 四カ字ムラプールは来月4日

「さーさーさー」の掛け声とともに奉納される崎枝子ども会による旗頭

「さーさーさー」の掛け声とともに奉納される崎枝子ども会による旗頭

崎枝小中学校の全児童生徒と職員による余興。笑顔いっぱいのダンスで会場を盛り上げた=23日午後、崎枝御嶽前

 八重山地方は豊年祭シーズンに入り、23日には石垣市内の崎枝と川平で行われた。大浜と平得、真栄里で今月末前後に行われる。郡内最大となる新川、大川、石垣、登野城の四カ字豊年祭は8月3日に各御嶽でオンプール、4日には真乙姥御嶽で一堂に集まるムラプールがある。

■旗頭を御嶽に奉納 来夏世の五穀豊穣祈願 崎枝

 崎枝豊年祭は23日午後、崎枝御嶽で行われ、公民館役員と住民らがことしの豊作を神に感謝し、来夏世の五穀豊穣を祈願した。

 御嶽前の芝生広場で崎枝小中学校の児童生徒が旗頭を掲げながら入場、「さーさーさー」の掛け声のもと御嶽に奉納した。

 役員による「鷲ぬ鳥節」で座開き。石垣喜幸館長はあいさつで「崎枝は今年で入植47年を迎える。50世帯約100人の小さい村だが、移住者と子どもたちが増え、少しずつ繁栄している。これからも見守ってほしい」とあいさつ。

 中山義隆市長のあいさつを﨑山晃教育長が代読、崎枝小中の下地和美校長が「五穀豊穣と地域の発展、子どもたちのさらなる活躍を願って」と乾杯の音頭をとった。

 JAおきなわ八重山地区本部の石垣信治本部長、石垣島製糖の西村剛志社長も祝辞を述べた。

 舞台では崎枝小中の児童生徒12人と職員による余興では、BEGINの軽快な曲に乗せて元気よくダンスを披露。「アンコール」の声も出るなど盛り上がった。

 石垣館長の奉納ライブ、男女による「マミドーマ」などもあった。最後は全員がマーニ(クロツグ)の葉を頭に巻き、「ミルク節」に合わせて手招をしながら鳥居から御嶽まで練り歩いた。

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