八重山毎日新聞社

　【与那国】町が行う「ジュニア海外語学研修派遣事業」に、いずれも久部良中学校3年の砂川晴太さん、小島陽太さん、玉城寧衣菜さん、宜野座美桜さんが参加する。4人は26日に那覇から台湾を経由して研修先の米国・カリフォルニア州サンタマリアに向かう。

　派遣事業は新型コロナウイルス感染拡大の影響で4年ぶりの実施となる。日程は8月18日までの24日間。ホームステイ先での体験を通して外国語コミュニケーション能力と国際的な視野を持つ人材の育成を目的としている。

　出発式が19日、与那国町役場内で行われ、砂川さんは「文化の違いを知れば仲良くなれる戻ったら身近な人に英語の魅力を伝えたい」、小島さんは「向こうで友達をつくり今後海外に行った経験を生かせるような進路をさがしたい」、玉城さんは「人と話すのが苦手なのでコミュニケーションできる良い機会、しっかり派遣にのぞみたい」、宜野座さんは「語学力を高め将来、海外に関わる仕事につきたい」とそれぞれ抱負を述べた。

　糸数健一町長は「自身の足元を見つめ視野を広めてください」と激励、久部良中学校の伊舎堂用右校長は「異文化を学び後輩たちに伝えてほしい」と期待した。

（田頭政英通信員）

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