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百歳体操300回目 節目祝い、今後の継続誓う

300回を祝う集いで舞台の合間に体操で体を動か宮良すさにしゃクラブの会員ら=15日午後、宮良公民館

300回を祝う集いで舞台の合間に体操で体を動か宮良すさにしゃクラブの会員ら=15日午後、宮良公民館

宮良さにしゃクラブ

 宮良地区で介護予防のいきいき百歳体操を行う団体として2016年3月19日に発足した「さにしゃクラブ」(田盛勝枝代表)は15日午後、300回目の節目を祝う集いを公民館で行った。百歳体操を通して楽しく過ごしながら元気になっていく喜びを分かち合い、今後の継続を誓った。

 百歳体操の支援を行っている石垣市地域包括支援センターによると、市内では現在30カ所で行われている。宮良のさにしゃクラブは毎週土曜日の午前10時から90分。平均20人が参加している。田盛代表(74)らサポーター7人がローテーションを組み、体操後にヨガや手遊び、歌などを取り入れている。

 同クラブは実施回数で節目を祝っており、過去には100回目、200回目のときに行った。300回目ではお茶と菓子を振る舞い、体操のほか舞台の余興などを楽しんだ。公民館、老人会の役員らも招かれた。

 田盛代表は「元気な先輩に出会うと心強く、また来週やりましょうと続けてきた」と振り返り、100歳の慶田花久子さんら90歳以上の会員を紹介、「私たちの誇り」とあやかった。慶田花さんは「体操をして元気になった。体操の日が楽しみ」と話した。

 集いは宮良老人クラブの鳩間安富会長の「400回を目指して頑張ってほしい」の音頭で乾杯、宮良永秀館長が「慶田花さんは百歳体操のお祝いにふさわしく、元気でかくしゃくとしている。皆さんは私たちの目当て。字民を代表してあやかりたい」と健康長寿を願った。同クラブ顧問の石垣實勇さん(89)もあいさつした。

 会員らは舞台の合間に、体幹を鍛えようと水の入ったペットボトルを頭に乗せて踊ったり、認知症予防に効果があるといわれるリズム体操や介護予防体操「がんじゅう体操」をしたり。最後は「モーヤー」で締めくくった。

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