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現職2氏が出馬へ 県議選石垣市区

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再び無投票か

 来年6月24日で任期満了を迎える沖縄県議会議員選挙まで1年を切り、石垣市選挙区(定数2)ではいずれも現職2期目で革新系の次呂久成崇(49)=石垣市大浜=と保守系の大浜一郎(61)=石垣市石垣=の2氏が出馬の意向を固めた。2020年の前回は、新型コロナウイルスの影響も相まって両氏とも無投票で再選を果たしている。革新系、保守系にはほかに立候補を模索する動きはなく、「第三極」の登場があるかどうかが今後の焦点となりそうだ。

 次呂久氏は先月24日に後援会総会の場で出馬の意向を伝え、選挙戦に臨むことを決めた。次呂久氏は八重山毎日新聞社の取材に「2期目の公約をさらに発展させて、新たな課題も出てきたのでそこにチャレンジしていきたい。後援会から後押しの声も原動力になった」と語った。

 大浜氏は14日、自由民主党石垣市支部の評議員会で自民党県連への公認申請について同意を得た。今後、自民沖縄第四選挙区支部を通して県連に申請する。大浜氏は取材に「6年間で培った経験を今後も生かしながら八重山の発展、沖縄県全体の振興に尽力していきたい」と決意を述べた。

 石垣市区は石垣市、竹富町、与那国町の3市町で構成される。今後、両氏とも竹富、与那国両町の議員や支持者らへも理解を求めていく。

 一方、両陣営は「第三極」の動きに警戒。それぞれ内部に不満があると、「第三極」に票が奪われる可能性もあるため、水面下での支持固めを活発化させるとみられる。

 県選挙管理委員会によると、第14回県議選の告示・投開票の日程は来年1月ごろに決定される予定。

  • タグ: 沖縄県議会議員選挙
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