八重山毎日新聞社

　演劇集団ＧＥＫＩＩＫＥ（ゲキイケ）の本公演第12回「漆黒ノ戰花―再演―」が16～18日、石垣市民会館中ホールで全5回上演される。昨年に続き、今回も西表島出身の俳優・上地大星さんがキャストに抜てきされ、「大きな風を吹かせたい」と意気込んでいる。

　同劇団は2010年から東京を中心に活動してきたが、20年の10周年記念ツアーを最後にコロナ禍で活動を休止。劇団代表の移住などをきっかけに石垣島での活動を開始、昨年9月から10月にかけて3日間の公演を成功させた。

　演目は過去に上演した作品だが、今回はキャストを一新。1日から東京公演を計8回、16日から石垣公演を計5回それぞれ行う。

　上地さんは「去年に続き今回も参加させていただく。大盛況に終わった前回ですが、それをも超える勢いと気合で石垣島にまた大きな風を吹かせに行きます。ぜひ劇場に遊びに来てください」と呼びかけている。

　前回好評だった各キャストの写真をラベルにした「八重泉オリジナルボトル」に加え、スマートフォンをかざして好きなロケーションにキャストを登場させて写真を撮ることができる「ＡＲスタンド」が新たなグッズとして登場する。同劇団が石垣島の若手ＩＴ企業「合同会社イテラ」の技術協力を得て制作した。

　石垣公演の日程は▽16日午後7時～▽17日午後1時～、午後6時～▽18日正午～、午後5時～。上演時間は約110分。前売りチケットは大人6500円、高校生6000円、小中学生4500円。当日はいずれも500円増し。八重山在住者の島民割は1500円の割引。タウンパルやまだ、ブックスきょうはん、オンラインショップ（https://starbeat.shop-pro.jp/）で扱っている。

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