八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

カテゴリー「不連続線」の検索結果は以下のとおりです。

「けっこう船が大きいな」。初めて那覇ハーリーをみた…

 「けっこう船が大きいな」。初めて那覇ハーリーをみた。この歴史は14世紀に始まり、琉球王国の国家的行事として栄えたが廃藩置県で廃止。地域行事として復活するも1928年に途絶えた。その後、本土復帰後の75年に再開した経緯がある▼漁業者がかいさばきを競うハーリーは、最終日に豊漁を願う御願バーリーと本バーリーがある。一般の部では石垣島からの参加チームもあった。サバニは石垣だと10人乗りだが那覇は32人...
本文を読む

「えりぃ」が帰ってきた。あの「大きくなったら…

「えりぃ」が帰ってきた。あの「大きくなったら結婚しようね~」のえりぃである。NHKの連続テレビ小説、実に23年ぶり。小浜島を一躍全国区に登場させ、名を知らしめた「ちゅらさん」▼豊かな自然のなかで育ったヒロインが周囲の人々のやさしさに支えられ、おおらかに育ってゆく姿を描く。沖縄の雰囲気や人々のあたたかさ、歌や食べ物、言葉、文化ばかりでなく、家族観をあますことなく伝えたと評される作品。これまで総集編...
本文を読む

幼少のころ、旧暦3月3日の浜下りの日に、…

 幼少のころ、旧暦3月3日の浜下りの日に、叔父のサバニに乗って親族で干瀬(ひし)に行ったことがある▼干瀬は干潮のときに現れるサンゴ礁群など。シャコガイやタコなどをとった。岩やサンゴに埋まっているシャコガイは、乱暴だがバールを使って取り出した。1970年代のこと。海の恵みは豊富だった。楽しかった▼シャコガイはその場で食べるとおいしかったが、持ち帰るとそうでもなかった。特に豆腐のような肝は磯の香りを...
本文を読む

「愛し合ってるかい」。最後に彼のステージを…

 「愛し合ってるかい」。最後に彼のステージを見たのは、20年以上前の年越しライブだった。友人と連れ立って、寒風吹きすさぶ海岸沿いの屋外ステージ。いつもの決めぜりふに会場は「愛し合ってる!」と応えた。昨日5月2日は、忌野清志郎さんの命日だった▼清志郎の原発政策を批判した「原発賛成音頭」やパンクロック風にアレンジした「君が代」は発売禁止の憂き目。オンエアを拒否したラジオ局に対しては、生放送で放送禁止...
本文を読む

石垣島製糖㈱(西村剛志社長)の2023…

 石垣島製糖㈱(西村剛志社長)の2023/24年期操業が4月30日で終了した。4月の天候不良が響き、当初計画よりも約1カ月遅れた(1日付本紙)▼同期の製糖成績は、原料生産量が前期を3618㌧上回る6万8165㌧。粗糖生産量は概算で前期を942㌧上回る7576㌧、国の交付金を含めた原料代金の総額は16億8250万円と、前期を2億2764万円上回った▼収穫面積が1235㌶と前期比159㌶の減。10㌃...
本文を読む

発行して一日たてば「旧聞」だのやゆされる新聞だが…

発行して一日たてば「旧聞」だのやゆされる新聞だが、実は意外と役に立つ。バックナンバーを読むと何年も前のできごとをさかのぼれ、当時の世相をふり返られる歴史書にもなる▼例えばこの数年間の大型連休がどうだったか知りたいなら、図書館で当時の新聞を調べてみるといい。本紙の場合、連休初日の記事はたいてい紙面で大きく扱っている▼見出しだけ紹介すると、昨年2023年は「ゴールデンウイーク突入」、22年「GW初日...
本文を読む

海や野山、自然遊びはあまり得意なほうでは…

海や野山、自然遊びはあまり得意なほうではない。山に入ればハブがいないか恐る恐る歩き、海に入ればタクイラー(ハブクラゲ)がいないか目をこらす▼そんな怖がりが50代のころ同僚に教わり、はまったものがある。アンパルのセー小(ぐわぁ)捕りである。最大でも5㌢余り、わずか数㌘。フトミゾエビという和名の小エビ。梅雨入りの、シロアリが飛び始めるころ、月明かりのない闇と、最大干潮で水面が最も狭くなる潮の、年にわ...
本文を読む

「お金がどんどんなくなる」「台湾の物価って…

 「お金がどんどんなくなる」「台湾の物価って、こんなに高かったっけ」。ことしに入って沖縄の知人が何人か台湾へ旅行に来た。旅は楽しいが、ふとした時に、こぼしたり、目を丸くしたりする。円安は、台湾元との間でも進行中だ▼海外で買い物をする時、日本円に換算して高いか安いかを考える人は少なくないだろう。筆者も例外ではない▼原稿を書くためによく利用する近所のカフェ。同じコーヒーを頼み、同じ値段を払っても、日...
本文を読む

2月11日の小欄「広報におけるスマムニ(方言)表記を…

2月11日の小欄「広報におけるスマムニ(方言)表記を考える」に読者の声が寄せられた▼近年、掲示板による地域行事の告知などで年度替わりの役員の差配なのか祭り名が方言辞書に倣った表記で貼りだされ、移住者や若い子たちが文字通りに読み、種取りを「たにどぅりぃ」豊年祭を「ぷぅーりぃ」旧盆明け行事を「いたすぃきぃばら」と発音し気になって仕方がない。実際の発音に近い「たにどぅる」「ぷーる」「いたすくばら」と表...
本文を読む

ぼーっとしていると「トゥルバヤー」と…

 ぼーっとしていると「トゥルバヤー」と言われたり、言ったりしたもんである。ぼんやりしている様を表す「トゥルバイカーバイ」もよく耳にするが、いずれもからかうような響きがあって良い意味では使われてこなかった▼ところが、最近ではぼんやりすることの効用が脳の研究で認められるようになっている。「ぼんやりの効用」でネット検索してみると、出るわ出るわ▼「インプットした情報を脳が整理するのは、ぼんやりしている時...
本文を読む

ページ移動

キーワード検索フォーム