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紅イモ計600㌔農業祭向け収穫 八重農 来月9、10日開催

第38回農業祭へ向けて紅イモの収穫作業を行う八重山農林高校アグリフード科の生徒ら=21日午後、八重農バラビドー農場

第38回農業祭へ向けて紅イモの収穫作業を行う八重山農林高校アグリフード科の生徒ら=21日午後、八重農バラビドー農場

農高祭で販売される予定の「紅芋ごま団子」と農高産大豆とキビを使った「チュロス」

販売加工品も準備進む

 12月9、10日に開催される第38回農業祭に向け、八重山農林高校アグリフード科の生徒らは21日午後、八重農バラビドー農場で紅イモの収穫を行った。今年の収量は、校内で育てたものと合わせて計600㌔。収穫された紅イモは、農産物や加工品として農業祭で販売される。

 この日は、同校アグリフード科2年生13人が、今年5月に植え付けた「沖夢紫」の収穫作業を行った。掘取機と呼ばれる小型のトラクターを操作してイモを掘り起こし、土を払って収穫した。

 収穫後は、日陰で乾燥させた後、土を払って選別したものを袋詰めして販売する予定。規格外のものは、ペースト状にして「紅イモパン」や「紅芋ごま団子」などの加工品として販売し、同校が推し進める農業の「6次産業化」につなげていく。

 トラクターを操縦した島田琉樹さん(17、2年)は「一回習ったけれど久しぶりだったのでガタガタしたりして最初は少し怖かった」と話し、「楽しくみんなで収穫できてよかった。販売するものなので、一つ一つ心を込めて作業していきたい」と語った。農業祭に向け、保里拓夢さん(同)は「いっぱい来てもらって、たくさん買ってもらいたい」と呼び掛けた。

  • タグ: 八重山農林高校農業祭
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