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最上ランクで出荷 八重農フードプロデュース科

将来の夢に向かって実習に取り組むフードプロデュース科食肉生産コースの生徒ら=14日午後、八重山農林高校

将来の夢に向かって実習に取り組むフードプロデュース科食肉生産コースの生徒ら=14日午後、八重山農林高校

八重農の生徒が子牛から育て、出荷した枝肉がA―5、BMS12の最高品質となった

生徒が肥育した牛

 八重山農林高校(与那嶺国彦校長、生徒280人)フードプロデュース科食肉生産コースの3年生9人が肥育した牛が、10月23日に八重山家畜市場で行われたセリでA5等級・BMS12という最上級ランクで競り落とされた。価格は150万6600円という高値を付けた。同じ部屋で飼育されていた別の肥育牛もA5BMS8と好成績を収めた。

 牛は、生徒らが1年生のころに生まれ、30カ月で出荷されるまで生徒らが世話をしてきた。血統は父・若百合、祖父・北福波、祖祖父・茂勝栄で同校で2019年4月に生まれた。「畜産」「総合実習」の授業を通し、飼育管理。日ごろの牛舎の掃除、体のブラッシングなどを行い、暑い日はシャワーで水浴びなどもさせた。

 エサやりでは人工哺乳計画や飼料給与量計画などをたてるなど順調な成長を見守り、30㌔だった体重が出荷時にはメスながら720㌔にまで増加した。

 肉質も最上級でランクを決める項目のほとんどが最高の5となり、歩留まりも良好で枝肉総重量は465㌔となった。

 農業大学を卒業し、九州など畜産先進地で修行した後は家業の畜産を継ぎたいと考える新城佳香さん(18)は「丈夫な子牛を育てるには引き運動とブラッシングが大切。楽しみながら世話することができた」と笑顔。新坂実君(17)は「小さいころから動物が好きで身近にいた牛に関わりたいと思って農高に入った。将来は畜産関連の仕事に就きたい」と話した。

 多宇正登教諭は「生徒たちは将来の目標がしっかりしており、それに向けて日ごろの授業や実習に真剣に取り組んでいる。八重山の畜産の発展につなげてほしい」と期待した。

  • タグ: 八重山農林高校フードプロデュース科最上級ランク
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