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JHL公式戦石垣島 選手へ熱いエール

試合後、琉球コラソンの選手らとハイタッチをかわす中学生ら=30日午後、石垣市総合体育館メインアリーナ

試合後、琉球コラソンの選手らとハイタッチをかわす中学生ら=30日午後、石垣市総合体育館メインアリーナ

シーソーゲームに釘付け

 昨年に引き続き2度目となった日本ハンドボールリーグ(JHL)公式戦石垣島開催には島内外から712人の観客が訪れ、両チームの選手に熱い声援を送った。後半に琉球コラソンが逆転したシーンでは会場の熱気が最高潮に。試合は引き分けとなったが、観客は最後の1秒まで目が離せない展開にくぎづけとなった。

 会社の同僚と3人で訪れた富村理子さん(27)はJHL初観戦。「間近で見ると迫力が違う。石垣でリーグ戦が見られるのはうれしい」と興奮気味。「相手はパス回しが細かく、コラソンはパワー勝負という感じ。ベテランの田場裕也さんにも頑張ってほしい」とエールを送った。

 ハーフタイムには7㍍スロー対決も行われ、地元の小中高校生らが参加した。キーパーの意表を突くループシュートを決めた八重農男子ハンド部の川平掟主将(2年)は「うれしい」と笑みを浮かべ、「コラソンのクロス攻撃や守備の声かけなど参考になることが多かった。次は勝ってほしい」と話した。

 コートサイドでは中高生らが運営をサポートしながら観戦。試合後には両チームの選手らとハイタッチを交わした。島袋琉音さん(石垣第二中2年)は「最後まで勝敗が分からない展開だったので面白かった。チーム全員で盛り上がりながら見ていた」と満喫した様子。コラソンの佐藤草太選手の活躍が印象に残ったといい、「中への入り方がうまくてシュートがかっこよかった。また来年も見たい」と期待した。

  • タグ: JHL石垣島
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