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舞台に屋台、初日盛況 石垣島まつり、約4千人来場

祭りの開会式を盛り上げた八重山民俗舞踊保存会による「100人鷲ぬ鳥節」=4日午後、新栄公園

祭りの開会式を盛り上げた八重山民俗舞踊保存会による「100人鷲ぬ鳥節」=4日午後、新栄公園

きょう市民大パレード

 第59回石垣島まつり(同実行委員会主催)は4日、新栄公園で開幕した。初日は正午からのオープニングセレモニーの後、4年ぶりとなるステージパフォーマンスや郷土芸能の夕べ特別公演が舞台で繰り広げられた。夏を思わせるような日差しの中、会場は延べ4千人(主催者発表)の市民や観光客でにぎわった。最終日の5日は、新川小学校前を午前11時に市民大パレードが出発。旧市役所前までの約1㌔の区間を約40団体1800人余りが行進する。

(3面に写真特集、8、9面に関連)

 祭りは大濵達也石垣市商工会長の開会宣言で幕開け。実行委会長の中山義隆市長はあいさつで「市の伝統文化やライフスタイルなどの魅力を発信し、人流、交流、物流など経済基盤を支える催事として、さらなる発展を目指していきたい」と祭りをPRした。

 石垣市と親善都市の岡崎市、友好都市の稚内市、台湾・蘇澳鎮、ゆかりの町の徳島県上板町のほか、交流のある岐阜県羽島市や愛知県田原市、埼玉県春日部市などの関係者が参加し、祭りの開催を祝福した。

 友好都市の岩手県北上市の八重樫浩文市長は、これまでの石垣市との交流事業を振り返りながら「これからも官民が協力して深い交流を続けていきたい」と述べた。

 蘇澳鎮の李明哲鎮長は「28年にわたり友好関係を続けてきた。市民の熱気、地元の熱気が参加者に感動を与える」とさらなる友好を誓った。

 開会式の最後は、八重山民俗舞踊保存会による「100人鷲ぬ鳥節」で締めくくり、祭りの成功を祈念した。

 会場には午前中から飲食店や体験ブースなどの屋台が並び、祭りの雰囲気を盛り上げた。

 特設ステージでは、各団体が踊りや音楽などのパフォーマンスを次々と披露。西表島のロックバンド「THE HANGOVER」や石垣島ご当地アイドル「ジャスミン」、石垣島発のガールクラッシュユニット「KI―HAT」などが登場した。

 午後7時すぎからの郷土芸能の夕べ石垣島まつり特別公演には14団体、90人が出演し、会場を盛り上げた。

  • タグ: 石垣島祭り
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