カツオ漁開始今期初水揚げ 荷さばき場活気
- 2023年07月01日
- 社会・経済
八重山漁協のカツオ漁が6月30日始まり、同日午前に今期初の水揚げがあった。午後からは鮮魚店などにたたきや刺し身などが並び、カツオのシーズンを迎えた。一部は本島向け出荷された。
八漁協で唯一、カツオ漁を行う第一源丸(上地肇船長)は同日午前1時に出港、石垣島西側海域で漁をした後、午前11時ごろに帰港、1㌧余りを水揚げした。
荷さばき場は、この日を待ち望んでいた鮮魚店の女性らが銀色に輝く新鮮なカツオを我先にと確保するなど活気づいた。
上地船長は「久々のカツオなので、みんなも待ち焦がれていたのではないか。さっそくわら焼き(ベチベル焼き)にして提供したい」と喜んだ。一方、「昨年からエサとなるグルクンの稚魚が寄ってこず、エサ不足が心配。別のエサで対応しなければならないかもしれない」と話した。
八漁協によると、昨年は7月4日から9月9日まで漁が行われ、水揚げ量は約27㌧。おととしは6月16日から9月26日まで行われ、水揚げ量は50トンだった。
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