平良、奪三振ショー 凱旋登板、球場沸かせるも3敗目
- 2023年06月28日
- スポーツ
平良、奪三振ショー 凱旋登板、球場沸かせるも3敗目
【那覇】プロ野球の西武ライオンズ対日本ハムファイターズの試合が27日夜、沖縄セルラースタジアム那覇で開かれ、西武先発の平良海馬(石垣市出身、八商工卒)が沖縄で凱旋登板した。毎回となる7回11奪三振の好投に地元ファンが熱い声援を送った。
沖縄での公式戦は約1年ぶり。球場には午後5時過ぎから野球ファンが詰めかけ。マウンドに平良が登場すると歓声が上がり、西武のピンチやチャンスで指笛が鳴り響いた。
平良は球場の「平良コール」を受けてマウンドに立った。初回、先頭打者に三塁打を浴び、ランナーを背負ったが、日ハム3番の野村佑希、4番の清宮幸太郎を縦の変化球で連続三振。2、3回も走者を出したが要所を三振で締め、ピンチに強い投球を見せた。平良は150㌔を超えの速球を連発。最速156㌔の速球で、6回まで相手打線を1安打に抑えた。
6回に打線の援護を受けた平良は7回、万波中正に2点本塁打を浴び逆転を許し、マウンドでひざに手をついた。その後は満塁策を選び、三振で切り抜けた。
平良は7回を投げ被安打5、2四球2失点で3敗目(5勝)。西武は1対2で敗れた。
平良は試合後「状態は今シーズンで一番いい。本塁打以外はよかった」と試合を振り返った。スライダーを本塁打にされたが「選択は間違っていない。変化量をあとでチェックしたい」と話す。地元沖縄での試合には「楽器の音が聞こえないぐらいの声援だった。ピンチでの拍手は応援を受けていると感じた」と感想を述べた。
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。
関連するニュース
- 五輪表彰台 真喜良小に 児童ら「永遠の宝物」 2022/03/10
- 平良投手、母校の野球部激励 八商工 2022/01/07
- 平良投手に市民栄誉章 「島の子に刺激与えたい」 2022/01/06
- 地元 歓喜に沸く 2021/08/08
- 平良(西武)39試合連続無失点 プロ野球新記録 2021/07/02
- 平良(西武)38試合連続無失点 藤川のプロ野球記録に並ぶ 2021/06/29
- 平良海馬(西武)、五輪決定 野球で県勢初選出 2021/06/17
- 【速報】平良(西武)、五輪代表決定 2021/06/16
- 平良(西武)プロ野球新記録 開幕32試合連続無失点 2021/06/14
- 平良海馬(西武)パ新人王 県出身選手、初の快挙 2020/12/18