八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

以前、この欄で軟式野球の60歳以上の

 以前、この欄で軟式野球の60歳以上のチームで競う「還暦の部」について紹介したが、筆者の所属する弱小チーム「みつばち組」が、現在行われている第75回夏季軟式野球大会で、まさかの善戦をみせた▼初戦で9―1。チーム結成年以来、20年ぶりのコールド勝ち。しかも相手は、これまで幾度となく対戦し、ことごとくコールド負けを喫してきた「スターズJr」。先輩だが、かつての名選手がそろう強豪チームだ▼対戦するまでは、いつものようにコールド負けを覚悟していたが、バットを振ればヒットになる。2回に1度はエラーが出る守備陣にもエラーはなし。まさに奇跡といっても良いほどだ▼これに気を良くして臨んだ25日の2回戦。相手は成年、実年、そして還暦と何度も優勝経験のある八商工OBを中心とした「壱萬会」。しかも筆者のチームはけが人も入れて9人ちょうど。やる前から勝敗は見えていた▼だが、ふたを開けてみれば、三回途中まで3―2とリード。エラーも出るがヒットも出る。不思議な展開に。終わってみれば、圧倒的に自力に勝る壱萬会に3―8で敗れたが、よもやの大善戦だ▼練習したわけでもなく、人が変わったわけでもない。原因不明だ。この珍事を肴に試合後のぶがりのーしが盛り上がったのは言うまでもない。(下野宏一)

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

関連するニュース

  • 関連するニュースはありません。

ページ移動

キーワード検索フォーム