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「島の歌と踊り届ける」 しまじまの芸能祭

しまじまの芸能祭への出場を報告する新城民俗芸能保存会の大浜修会長ら=21日午後、竹富町役場町長室

しまじまの芸能祭への出場を報告する新城民俗芸能保存会の大浜修会長ら=21日午後、竹富町役場町長室

新城民俗芸能保存会が出演

 来年1月13日に那覇市文化芸術劇場なはーと小劇場で開かれる「ハート・オブ・ザ・リュウキュウズしまじまの芸能祭」(沖縄県文化振興課主催)に八重山代表として新城民俗芸能保存会(大浜修会長)が出演し、西表島への通い耕作の様子を歌った「前ぬ渡節(まいぬとぅぶし)」を披露する。21日午後に竹富町役場を訪れた大浜会長らは「新城の素晴らしい歌と踊りを届けたい」と抱負を述べた。

 県が主催する「しまじまの芸能を活用した文化観光コンテンツ創出事業」で県内から全14団体が出演し、各地域の民俗芸能を披露する。プロデューサーは演出家の宮本亞門氏が務め、12月17日の宮古島、1月13日のなはーと、2月4日の首里城公園の全3公演を予定する。

 このうち1月13日の舞台に出演する同会は新城島発祥の民謡で結願祭などでも奉納される「前ぬ渡節」を披露する。三線、笛、踊り手の計6人で演舞するといい、大浜会長は「情緒豊かな踊りはもちろん、衣装やかさにも注目してほしい」と話した。嵩原民子氏は「新城は小さな島だが素晴らしい歌と踊りがある。受け継いだ芸能を那覇で見せられたら」と語った。

 前泊正人町長は「皆さんが伝統をつないでくれることは本当に心強い。町の代表として存分に披露してほしい」と激励した。

 芸能祭は入場無料で事前申込制。申し込み・問い合わせは事務局(098―800―1438)。

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