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いしゃなぎら 多彩な演目で観客魅了

4年ぶりの文化発表会で伝統芸能を披露するいしゃなぎら青年会のメンバー

4年ぶりの文化発表会で伝統芸能を披露するいしゃなぎら青年会のメンバー

「大きな栗の木の下で」を歌い踊る子どもたち

舞台を盛り上げる婦人会のメンバー

4年ぶり青年文化発表会

 第17回いしゃなぎら青年文化発表会が17日夜、宮鳥御嶽で4年ぶりに行われた。字石垣の青年会19人、婦人会4人、「ファームレー会」15組らが出演、伝統芸能からダンス、演奏など多彩な演目を披露した。会場には多くの住民が訪れ、久しぶりの舞台を満喫した。

 境内に特設舞台を設置し、イスを並べて会場づくり。邑むつ会が出店を構え、かき氷や焼きそば、タコ焼き、グルクン唐揚げ、アルコールなどを用意。浴衣を着た幼児たちがかき氷をほおばり、来場者も飲食を楽しむなど、会場は夏祭りの様相を呈した。

 舞台は「鷲ぬ鳥節」で幕開け。青年会が伝統芸能やコーラスなどを発表したほか、婦人会は「AKB70」と題して軽やかなダンスで発表会に花を添えた。ファームレー会は親子で出演、方言版童謡「大きな栗の木の下で」をかわいらしい踊りをみせた。地域の伝統を引き継ぐ若者たちを拝所から神司が温かく見守っていた。

 第21代の石垣英輝会長は「4年ぶりに開催でき、心からうれしく思う。字民や字石垣がさらに盛り上がるよう青年会としても頑張っていく」と決意を新たにした。

 同字会の玻名城哲夫会長に代わって安村悟朗副会長は「青年や子どもたちが元気だと字会も元気になる」と青年会活動に期待。石垣市青年団協議会から登野城吉宗副会長も「青年会のさらなる発展を」と激励に訪れた。

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