「よく頑張った」 県高校サッカー
- 2023年10月29日
- 地域・教育
「よく頑張った」「かっこよかったぞ」―。第102回全国高校サッカー選手権大会準々決勝が行われたサッカーパークあかんまには八重山商工高校(仲山久美子校長・418人)の生徒や保護者、一般客ら600人(主催者まとめ)が訪れ、声援を送った。チャンスの場面では歓声が沸き起こり、体を張った好守には盛んな拍手。延長終了までの100分間、八商工イレブンの勝利を信じ、応援し続けた。
八商工は全校生徒で来場し、全校応援を実施。大型バス7台をチャーターし生徒たちを運んだ。3年生有志と野球部で結成した応援団が中心となり、メガホンや手作りの鳴り物、大太鼓などを使ってエール。ホーム開催ならではの大迫力の応援を展開した。
先頭に立って声を出し続けた三上陽大さん(3年)は「選手だけでなく商工生全員で勝利を目指せた。コロナ禍で一致団結する機会がなかったが、サッカー部が与えてくれた。高校生活のいい思い出になった」と感謝、今大会で引退となる同級生のメンバーに向け「3年間お疲れさま。この経験を次に生かしてほしい」とメッセージを送った。
昨年に続いての準々決勝観戦となった前仲優空さん(2年)は「勝ってほしいと願って応援した。同級生も皆頑張っていて感動した」と話した。
粟盛優雅選手(3年)のプレーを見届けた父・雅大さんは「感無量。よくここまでやってくれた。地元で準々決勝を戦ってくれたのは親としてうれしい限り」と晴れやか。優雅選手について「相当マークされていたが諦めない心を見せたと思う。これをバネに頑張ってほしい」と今後に期待した。
センターバックとして活躍した伊藤虎次郎選手(3年)に声援を送った妹・小梅さん(八重高1年)は「緊張感がある中だったがすごく頑張っていた。対人で負けない気持ちが出ていたし、前に出るか出ないかの判断が良かった。チームからも頼りにされているなと感じた」と誇らしげに語った。
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