カジキ326㌔ 釣り上げた
- 2023年07月09日
- 地域・教育
【与那国】第34回日本最西端与那国島国際カジキ釣り大会の競技が8日、スタートし、初日はトローリング部門でチーム「ヤマシタ」の山下俊明さん(57)=東京=が326㌔のシロカワカジキを釣りトップに立った。初日の釣果は6本。磯釣りでは総量35・8㌔で長濵諭さん=与那国=がリードした。大会にはトローリングの部に37チーム、磯釣りの部に45人が出場。9日に最終日を迎え、各部門の優勝者が決定する。(8面に関連)
初日は午前7時に米藏一正さんの「久部良大漁音頭」に合わせ37隻が一斉にスタート。同8時前には1本目を釣った船が久部良漁港に戻り、1日で計6本の釣果があった。
300㌔超のシロカワカジキを釣り上げた山下さんは「毎年出ているけど、7年ぶりに大カジキを釣れてうれしい。9時に(カジキが)かかって、正午ごろまで3時間かけて釣りあげた。最初はサメかと思ったけど、顔を見るまでがんばろうとやった」と振り返り、笑顔を見せた。
80・8㌔のクロカワカジキなど2本を釣り上げた角田修一郎さん(52)=東京=は「チームプレーで船長やルアーの選択、アングラーの引き上げるタイミングなどがうまくいっている。逆転されるまで勝者の気持ちで楽しみたい」と笑み。
初日2番目にカジキを釣った守屋力さん(46)=千葉県=は「沖縄もカジキ釣りも初めて。普段は小さい魚を釣っているので、24㌔でもあんなに引くのかと思ってびっくりした。サイズアップして大きいのも釣ってみたい」と意気込んだ。
磯釣り部門では、総量35・8㌔釣った長濵さんが初日首位、18・8㌔釣り上げた阿久津慎吾さ=与那国=が2位、13・6㌔の池原祐舗さん=読谷=が3位などと豊漁だった。
競技のほかにも漁港内では、ウォータースライダー、乗馬体験、アームレスリング、のど自慢などアトラクションもめじろ押しだった。
最終日はトローリング部門が午前7時から午後4時、磯釣りが午前9時から午後3時まで。午後6時30分から表彰式が行われる。このほか、午前10時からは漁港内で親子釣り競技も開催する予定。
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