75年の節目祝う 竹富町制施行記念式典
- 2023年07月03日
- 政治・行政
【西表】竹富町の町制施行75周年記念式典が2日、西表西部の中野わいわいホールで開かれ、約150人の関係者が出席し、節目を祝った。町の発展のために教育、文化、産業、社会福祉など各分野で尽力した功労者103人を表彰、5個人・1団体に感謝状を贈呈し、同町のさらなる繁栄を祈念した。(9面に受賞者名簿)
「つながる心さらに未来へ我らがふるさと竹富町」をテーマにした式典は午前11時にスタート。全員で国歌、町歌を斉唱した後、物故者へ黙とうをささげた。
前泊正人町長は町制発展の礎を築いた先人に感謝の意を示し、「新たなデジタル技術を活用し、細やかな町民サービスの拡充、子育てや教育支援をはじめ、産業振興、歴史文化の保全継承、医療、介護、福祉の充実、町役場大原庁舎の整備、各種施設の有効活用を図り、島々の均衡ある発展を目指す」と展望を述べた。
またことしで姉妹町盟約50周年を迎えた北海道斜里町との交流について「町民、ならびに児童交流事業を通して、さらなる友好の絆を強めていく」と決意を新たにした。
受賞者を代表し、町議会議員を3期12年務めた渡久山康秀氏(75)=西表中野=が「身に余る賞をいただき光栄で感無量。これも地域の皆様方のご指導ご鞭撻のたまわり」と感謝し「これを契機に微力ながらも地域に貢献できるよう今後も努めていきたい」と述べた。
式典では竹富町議会の大久研一議長のあいさつ、玉城デニー県知事(照屋義実副知事代読)、沖縄総合事務局の田中愛智朗事務局長、八重山市町会会長の中山義隆石垣市長、沖縄県町村会の宮里哲会長、山内浩彰斜里町長、比田勝尚喜対馬市長の祝辞もあった。
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