「戦争準備やめ外交を」日米共同訓練の反対訴え
石垣市民大集会
日米共同訓練「レゾリュート・ドラゴン23」が始まった14日、「米軍・オスプレイ来るな!石垣市民大集会」(同実行委員会主催)が真栄里公園で行われた。主催者によると180人が参加し、「戦争準備をやめて外交を」などと声を上げた。
上原秀政実行委員長は「私たちは(自衛隊配備計画が浮上した)8年前から陸自が来たら、なし崩し的に戦争の方向に向かっていくと言ってきた。戦争は人間が起こすものだが、逆に止めることもできる」と述べた。
沖縄大学の高良沙哉教授は「日米共同訓練は何のため、島の未来は」と題して報告、「レゾリュート・ドラゴンは沖縄を戦場として活用しようとする訓練だ。抗議の声を上げ続けたい」と連帯を誓った。
この後、リレートークでは子育て世代、移住者、労組などさまざまな立場の人たちがマイクを握り、「有事と簡単に言うが、これが憲法違反だ」「文化力こと平和外交の武器となる」「政府は命がけで外交を」「ピース(平和)こそレゾリュート(確固たる、果敢な、強硬な)ものにすべきだ」などと訴えた。
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。
関連するニュース
- 共同訓練、石垣で公開 離島防衛想定RD 2023/10/25
- 石垣に陸自オスプレイ 日米共同訓練 2023/10/20