八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

屋敷周りのブロック塀に絡まり繁茂、道路へ…

 屋敷周りのブロック塀に絡まり繁茂、道路へ突き出したツタを剪定(せんてい)していたら、通りがかった宅配便の運転手が「きれいになりましたね。この通りは狭いので対向車が来た時にお宅から伸び出た木の枝やツタで、停、駐車が中央寄りになってお互いバックしなくてはならず気を使っていましたよ」と笑っていた▼「近所の方もそう思っていたんでしょうね。気を付けます」と御寛恕願った。確かに、屋敷内外に草木を植えた人はその後の手入れには責任を持つ必要がある。花木は育てば繁茂するに決まっている▼わが家では、私がもらってきた珍しい花木をそこかしこに植える。気づいた家人は都度、あとの面倒をみないのなら植えないでとひと言いう。すかさず、この木にはこんな花が咲くと写真をみせる。なら花が咲くまでと猶予をくれる▼おかげで庭は、うまく咲いた木と咲かなかった木が相半ば、いろんな虫たちの遊び場になっている▼手入れ責任は個人の庭だけの話ではない。道路の並木も植栽も公園の草花も植えた人がいる。ところがなぜか、それらの草木は植える人と管理する人が別で、しかも手間賃がもらえることが前提で雑草に埋もれようが立ち枯れようが市民からの苦情が届こうがお構いなし▼美化管理まで手が回らない公共事業は見直しを。(仲間清隆)

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

関連するニュース

  • 関連するニュースはありません。

ページ移動

キーワード検索フォーム