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南の島の星まつり2023 星空短歌の結果発表

「美ら星の歌」を披露する東里梨生さん=20日午後、石垣市民会館中ホール

「美ら星の歌」を披露する東里梨生さん=20日午後、石垣市民会館中ホール

最高賞に植村、広里さん

 南の島の星まつり2023(同実行委員会主催)の関連イベントとして20日午後、石垣市民会館中ホールで星空短歌結果発表&東里梨生LIVE、「恋する小惑星」kirakiraトークショー、星まつり講演会が行われた。

 星空短歌は、340点余りの応募数から選考会を開いて選考。最高賞にあたる「美ら星の歌賞」は植村智明さん(福岡県)の「君と見た  流星群が 恋しくて 美ら海の島 また逢いに行く」と、広里ふかささん(東京都)の「暗いほど 輝く星の  幾千が太古のまなざし わたしに向けて」がそれぞれ輝いた。JTAから東京―石垣往復航空券が副賞として贈呈される。特別賞は東里彩加さん(石垣市)「小さな手擦り切れた星座図鑑息子よこれが本物の星だ」。

 今回、表彰や応募短歌をモチーフに、元やなわらばーの東里梨生さんがオリジナル曲「美ら星の歌」を制作。応募作品を歌詞にちりばめている。同日は、東里さんのLIVEもあった。

 高校の地学部を舞台に、小惑星を見つけたいという夢を持った主人公(木ノ幡みら)と、その周囲の地学系女子による青春物語のテレビアニメ「恋する小惑星」の平牧大輔監督や声優の高柳知葉さんらが登壇。アニメでは、VERA石垣島局や石垣島天文台のほか、島内の公共施設や観光地が登場する。こうしたシーンを振り返りながらトークを弾ませた。

 講演会は、国立天文台科学研究部の野村英子氏が「我々の住む太陽系はどのようにしてできたのか?」をテーマに開催。従来の電波望遠鏡に比べて、感度や分解能を向上させたアルマ望遠鏡での研究成果などを交えながら解説した。

  • タグ: 星まつり石垣市
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