八重山毎日新聞社

　20日に西表大原の竹富町離島振興総合センターで開催される町最大の祭典「第10回ぱいぬ島まつり」の第2回実行委員会（委員長・前泊正人町長、委員38人）が8日午前、町役場大会議室で開かれ、各地区の委員らが当日のタイムスケジュールなどを確認した。目玉演目となる「島々の芸能」では町内11団体が伝統舞踊などを披露し、まつりを盛り上げる。開催は8年ぶりで、事務局は前回並みとなる約3000人程度の参加を見込んでいる。

　ステージは竹富町地区子ども育成会、西表東部地区3校によるダンス、波照間小児童による空手道演武で幕開け。島々の芸能第1部では「まるまぼんさん」（西表民俗芸能保存会）、「南洋浜千鳥」（白浜公民館）、「西村コンギ」（波照間民俗芸能保存会）、「デンサ節独唱」（船道亜希・黒島）、「イダ舟・鳩間の港」（鳩間民俗芸能保存会）、第2部では「デンサ節」（上原民俗芸能保存会）、「干立村」（干立民俗芸能保存会）、「結願祭・長者のひとこま」（古見民俗芸能保存会）、「旧盆の仲道の儀式」（小浜民俗芸能保存会）、「ツマベニチョウ音頭」（竹富町婦人連合会）、「節の巻き踊り」（新城民俗芸能保存会）が披露される。

　ライブでは、つちだきくお＆小浜島ばあちゃん合唱団、加治工勇・かじくあつし、島仲久、ＴＨＥ　ＨＡＮＧＯＶＥＲ、金城弘美、きいやま商店、池田卓が出演。このほか黒島子どもダンス部ＨｅａｒｔＳｔｅｐ、マサマジック、王様戦隊キングオージャーショーなど多彩な演目を予定している。最後は打ち上げ花火で締めくくる。

　まつりは午前10時25分オープニング、午後8時50分終了予定。出店は飲食コーナーに8団体、特産品コーナーに12団体が出店する。

　当日は竹富、黒島、小浜、波照間と仲間港を結ぶ船舶チャーター便が運航予定。復路の仲間港発は午後6時台を見込んでいる。新城は現在調整中で、船浮、鳩間も白浜港、上原港へのチャーター便が出る。

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