8月20日に「ぱいぬ島まつり」
- 2023年05月10日
- 地域・教育
竹富町最大の祭典「第10回ぱいぬ島まつり」の第1回実行委員会(委員長・前泊正人町長、委員38人)が9日午前、町役場大会議室で開かれ、まつりを8月20日に西表大原の竹富町離島振興総合センターで開催することを決定した。前回は台風の影響で中止となったため、開催されれば2015年以来8年ぶりとなる。今回は主役となる各島々の町民のほか、姉妹町の斜里町、友好都市の対馬市の関係者らも参加予定で、同町の一大イベントを盛り上げる。
まつりは各島々の交流と魅力あふれる町づくりの促進を目的に4年に1度開催されている。
ステージでは各島々の芸能や子どもたちによる鼓笛隊・合唱のほか、ダンスやコンサート、ヒーローショー、お笑いショーなどが予定されている。フィナーレは仲間港埋め立て地からの打ち上げ花火で締めくくる。
常設イベントでは島の特産品や伝統織物、工芸品、焼き物などを展示するほか、▽観光展示▽斜里町物産▽BLS(AED)講演会▽プラネタリウム▽ヤマネコブース―などを予定している。飲食物を販売する出店もあり、町DX課は町民向けのDX体験コーナーを設置する。
まつりは町のふるさと創生事業基金2500万円を活用。協賛の15団体・74企業、後援の13団体もまつりを支援する。より多くの町民が参加できるよう各島からのチャーター船を運航する予定。
実行委員長の前泊町長は「ことしは町制施行75周年、斜里町との姉妹町盟約50周年の節目の年。何としても成功させたい。豊かなアイデアと幅広い知見をちょうだいしながら進めていきたい」と呼び掛けた。
実行委員会の協議では西表島以外の町民が宿泊する場合の施設の確保などについての要望があった。会に先立ち、委員38人に委嘱状が交付された。
事務局によると、まつりのテーマは19日まで募集しており、町ホームページや公式ラインで応募できる。
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