八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

離島フェアが開幕

4年ぶりに通常開催となった離島フェア。午前中から多くの来場者が詰めかけた=24日午前、沖縄セルラーパーク那覇

4年ぶりに通常開催となった離島フェア。午前中から多くの来場者が詰めかけた=24日午前、沖縄セルラーパーク那覇

各島の食・工芸が集結、あすまで

 【那覇】「帰って来たよ!離島フェア」をテーマに離島フェア2023(同実行委員会主催)が24日、26日までの日程で沖縄セルラーパーク那覇で開幕した。県内18離島市町村などから116事業所が加工品や工芸品を展示即売、離島の食を集めた「離島食堂」も開き、各島の魅力をPRしている。八重山からは34店舗が出店している。(8面に関連)

 同イベントは離島の産業振興、相互交流、新たな地域資源の発掘などを目的に開催されており、ことしで35回目。この数年は、新型コロナ対策としてオンライン販売や規模縮小して実施していた。

 八重山関連は特産品展示即売会で30ブース、離島食堂で4ブース。試飲できる離島の泡盛ブースでは、八重山の10酒造所を含め20酒造所が参加している。

 展示即売会では、5年以上参加していなかった与那国島唯一のパン屋「手作りパン&カフェ パネス」も出店。限定20食で販売したヨナグニウマの形をした食パンが午前中に完売する人気ぶり。新商品のカヌレも販売している。同店の神山亮司さん(30)は「パンは子どもが食べても柔らかく、与那国ならではのクッキーもある。カヌレはラム酒を使わず、島の泡盛にした。いま推している商品だ」とPRした。

 午前のオープニングセレモニーで座間味村長の宮里哲実行委員長は「島の魅力を詰め込んだ特産品の展示即売、離島食堂に離島泡盛ブース、島以外ではみる機会の少ない伝統芸能の特設ステージに加え、児童生徒による絵画展示を開催する。4年ぶりのリアル開催の醍醐味を感じて」とあいさつした。

 会場では平日にも関わらず多くの住民が来場、昼には食堂コーナーの席が埋まった。即場会では多くの店舗で試食を実施、来場者は味を確認しながら店員と会話を楽しんだ。

  • タグ: 離島フェア那覇
  • ※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

    ページ移動

    キーワード検索フォーム