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商業研究の全国大会へ 八商工マーケティング・リサーチ部

第31回全国高等学校生徒商業研究発表大会に出場する八重山商工高校マーケティング・リサーチ部の部員ら=16日午後、八重山商工高校校長室

第31回全国高等学校生徒商業研究発表大会に出場する八重山商工高校マーケティング・リサーチ部の部員ら=16日午後、八重山商工高校校長室

「持続可能な観光」を発表

 八重山商工高校マーケティング・リサーチ部(玉那覇絆部長、7人)が22日から東京都で開かれる第31回全国商業高等学校生徒商業研究発表大会に出場する。同部は今年7月の商業研究発表県大会で4年連続の最優秀賞を獲得、8月に那覇市で開かれた九州大会で優良賞を獲得し、開催県最上位校として初の全国大会出場を手にしていた。玉那覇部長は「全力を尽くして頑張りたい」と意気込んでいる。

 同部は「未来につなぐ持続可能な観光~地域の観光産業と連携した石垣島を巡る旅を通して~」を研究テーマに発表する。地元のバス会社と連携して石垣島を訪れる修学旅行生向けのバスガイドに挑戦し、オフシーズンに島民向けツアーを企画するなど「質の高い観光」づくりを目指してきた。

 発表では、持ち時間の10分を使って石垣島の観光産業に関する現状分析や調査、仮説に基づく実践、効果の検証を図表やグラフにまとめてわかりやすく伝えた。

 その上で今後の展望について「島の芸能文化を高校生の視点で捉え、価値ある観光コンテンツに変えていくことで、未来につなぐ持続可能な観光の島になるよう研究していきたい」とまとめた。

 メンバーのうち上原綾華さん(2年)は「2年生はバスガイドなどの実践には携わっていないけれど、これまで研究してきた先輩たちの意思を受け継いで発表で生かしていきたい」と力を込めた。

 全国大会に出場する部員は次の皆さん。

 ▽大嶺あい、玉那覇絆、飯田来実、上原綾華、友利花音、宮良麻央、玉代勢ひらり

  • タグ: 八商工全国大会
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