石垣外国人国際文化交流会が発足
- 2023年10月04日
- 地域・教育
在住者の情報交換の場へ 市民との交流活動に協力も
石垣市在住の外国人の交流や情報交換、支援の場づくりなどを目的とする「石垣外国人国際文化交流会」(メルレ祐子代表)がこのほど発足した。外国人同士だけでなく、市民との交流を通して石垣島の国際化を活発にする活動も行っていく。
石垣市の住民基本台帳によると、外国人は7月末現在で725人。「石垣に住む外国人たちが楽しく交流する場をつくりたい。石垣島の人たちに気軽に国際文化交流ができる機会をつくりたい」としてメルレさんとドイツ出身の夫・クラウスさんら有志5人が9月1日に設立した。
会員は現在、有志5人の役員のみだが、近くホームページを立ち上げ、情報を発信していくとともに会員を募っていく。石垣市在住外国人のほか外国人への支援を希望する市民も会員になれる。
同会は今後、▽石垣在住の外国人同士の交流・情報交換・助け合い・支援ができる場をつくる▽石垣島の国際文化交流の活発化に協力する▽サポートを必要している外国人の支援での石垣市の担当課との仲介を担う窓口的存在となる―ことを目的に活動していく。会員らとの意見交換しながら具体的な役割や計画を決めていく。
メルレ代表は「石垣市の担当課(平和協働推進課)とも話し合いをしながら、双方で連携しつつ島で暮らす外国人たちの生活環境を守ることが第一の目的。一方で、島の人たちに世界の文化や習慣、季節ごとの行事などを紹介し、島にいながら気軽に国際交流ができる機会をつくり、島のますますの国際化を図る手伝いができれば」と話している。
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