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利用者、月に600~700人 伊野田キャンプ場

今年度から伊野田自治公民館が管理を受託している伊野田キャンプ場。夏休みに入り利用増加が見込まれている(資料写真)

今年度から伊野田自治公民館が管理を受託している伊野田キャンプ場。夏休みに入り利用増加が見込まれている(資料写真)

公民館が管理に力、地域と連携 夏休み入りさらに活気も

 ことし4月に石垣市から委託を受けて伊野田自治公民館(玉城政時館長)が伊野田キャンプ場を管理している。管理者によると、利用者は月に平均600~700人もあり、50人以上の団体で使うこともあるという。夏休みに入り、親子連れなどのアウトドアキャンプがさらに活気づくとみられる。

 キャンプ場は、365日体制(午前9時~午後5時)でスタッフを常駐。予約はホームページから受け付け。

 キャンプ場内の管理は伊野田公民館が力を入れている。腐食した危険巨木の除去などのほか、地域連携で花の植栽も行う。出したごみは持ち帰り。ごみ袋を無料配布して環境美化に協力をお願いしている。

 自転車の無料貸し出しもしており、キャンパーのための食材は伊野田集落の共同売店で取りそろえている。

 キャンプ道具のレンタルも実施しており、毎週水曜日は無料でテントを貸し出している。

 玉城館長は「地域に雇用を推進するためにキャンプ場の管理業務を受託した。来年は指定管理が受けられるよう実績をつくりたい。指定管理になれば、伊野田の特色を生かした運営をしていく。地元の農産物を販売したり、キャンプイベントを展開したりして、地域のさらなる活性化につなげていきたい」と話した。

  • タグ: キャンプ場石垣市
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