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丹精込めた作品一堂に 

会員たちが手塩にかけて育てた作品が一堂に会する第36回八重山盆栽展=13日午前、市民会館展示ホール

会員たちが手塩にかけて育てた作品が一堂に会する第36回八重山盆栽展=13日午前、市民会館展示ホール

開幕を記念してテープカットする金城一雄支部長(中)ら関係者=13日午前、市民会館展示ホール前

八重山盆栽展、きょうまで

 第36回八重山盆栽展(主催・日本盆栽協会八重山支部、八重山毎日新聞社)が13日、石垣市民会館展示ホールで開幕した。会場には、会員12人が丹精込めて育て上げたハマシタンやハマヒサカキなど多種多様な樹種21点を展示。鉢の中に再現した自然景観と力強い古木に凝縮された造形美を一目見ようと開場と同時に多くの市民が訪れた。14日まで。(3面に入賞作品)

 オープニングセレモニーでテープカットが行われた後、本社の下野宏一取締役編集長は「盆栽は生きた芸術として海外でも人気がある。盆栽展を通して日本の誇る盆栽文化をしっかりと継承、発展させ、これを機会に会員の増強にも期待する」とあいさつ。

 金城一雄支部長は「日ごろ、忙しい中で手入れし一生懸命に育ててきた。来週は全沖縄盆栽展にも出品する。それまでに課題となるところを改善し、入賞を目指してほしい」と呼び掛けた。

 金賞の平良和男さん(61)は「28歳のころ人から譲り受け、今回、初めて出品した。このような素晴らしい賞がとれてうれしく思う」と受賞を喜び、5月19日からうるま市具志川総合体育館で行われる第46回全沖縄盆栽展では「いい賞がとれるように頑張りたい」と意欲を示した。

 会場を訪れた大底次太郎さん(84)は「毎回、見学に来ている。今回の作品も素晴らしいものばかりで感動した」と話した。

 最終日の14日は、午後1時半から会場内で入賞7作品の表彰式が行われる。

 

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