八重山毎日新聞社

　第31回素敵なお母さんの図画コンクール（八重山毎日新聞社主催、イオン琉球㈱特別協力、沖縄教販協賛、八重山教育事務所など後援）の表彰式が13日午後、石垣市民会館中ホールで行われ、最優秀賞、優秀賞、審査員特別賞、佳作を受賞した42人に表彰状が贈られた。

　コンクールは14日の「母の日」に合わせ、大好きなお母さんの姿を描いてもらおうと実施されているもの。4年ぶりの開催となった今回は郡内の幼稚園（保育園・こども園含む）19園、小学校11校から計374点の力作が寄せられ、審査の結果、120点が入賞した。

　このうち高学年の部で最優秀賞に輝いた照屋椋介さん（11・新川小5年）は車を運転するお母さんを助手席目線から描いた。「安全運転をしながら、いろんな話をして楽しませてくれる。優しいお母さん」と感謝。図画コンクールでの最優秀賞は初めてだといい「うれしい。お母さんも喜んでいたので良かった」と笑顔を見せた。

　表彰式で八重山毎日新聞社の垣本徳一社長は「作品はお母さんに贈る最高の感謝状であり、プレゼント。作品制作をきっかけに親子の絆をさらに深めてほしい」とあいさつ。

　祝辞で八重山教育事務所の棚原広幸所長（代読）は「皆さんの絵はどんな芸術家の作品よりも輝いている。お母さんへの『ありがとう』、『大好き』の気持ちが込められており、全ての人の心を幸せにしてくれる」と祝福した。

　入賞作品120点は19日午後6時まで平真店を除く市内のマックスバリュ各店舗で展示されている。各部門の最優秀賞、優秀賞、佳作、審査員特別賞と低学年の部（1・2年）の入選作品はマックスバリュやいま店、幼稚園の部の入選作品は同石垣店、中学年の部（3・4年）の入選作品は同新川店。

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